自分用メモです.不定期で更新されます.他の人に読まれることを前提に書いてないので雑然としています.
まえがき
追記(2020/6/19) この記事を書いたのは学部4年の終わりでした.しかし,今見返してみると,アカデミアの道を目指す学生向けの情報が多い気がします. 実際,僕にとって以下の記事に書かれているようなことを実行しようとすると,とたんに生きづらくなってしまった気がします. アカデミアの道を少しでも志している人以外は,これ以降の情報はあまり参考にならないかもしれません.
研究室配属前の学生へ
弊学でいうプロジェクト研究のような講義がある場合は,履修することを薦める.さらに,履修した上で,プロジェクト研究で行う内容は,できればその後の研究室配属を想定したものであることが望ましい.
なぜか.それは,B3でサーベイ+研究といった卒論相当のことをやっておくことにより,場合によってはB4で外部発表にまで持っていける可能性があるから.
研究室配属時に読むべきもの
テーマについてのサーベイが始まるあたりで読むべきもの
基本的に研究室にいる間は何度も読み返すべき.
Andrew Ng氏のStanford CS230授業でのキャリアアドバイスと論文読み方講座
— うどん (@udoooom) 2019年8月11日
聞いててやっぱりみんな同じようなやり方で論文読んでるんだと思った.
(スレッドに軽いメモを貼っておきますhttps://t.co/x0bRpk8Ts0
卒業駆動開発(例:修論ベース)をすると、始めの1年間は確実に仕事をしない(Ariely and Wertenbroch, 2002)。忘れがちだが20代は短い。もう半分過ぎちゃった。若いうちに実績を積まなくては死ぬ。ので、査読つき海外論文投稿を第一目的とする学会駆動開発にしよう。一年に何度もチャンスがあるから。修論は適当に日本語訳して出せばおk
上記事項は事実.ソースは俺.卒業論文の際に研究室に泊まり込み&徹夜で作業することになりました.研究の質も非常に低いものになりました.明日は我が身です.気をつけましょう.
追記(2020/6/19) 補足しておきますと,学会駆動開発は幻想です. 本当に計画性のある人間は,学会駆動開発をしなくても計画的に物事を運べます. 学会駆動開発を「意識」することによって強制的に進捗が生まれる点は良いですが,精神的負荷が非常に高く著しく健康寿命を縮めます. 諸刃の剣ということを理解して使用してください. 使用する場合でも,学会の「講演申込」と「論文提出〆切」が離れているような学会(査読なしの国内学会だとありがちです)はやめておくのがベストです. (仮に,精神的に気が乗らずに作業が進まなかった場合は講演キャンセルせざるを得ない状況に追い込まれてしまうためです)
1年間のスケジュール
あくまで個人の意見です
3月下旬〜4月頭
- 配属後のPCセットアップとか色々雑務を倒す
- 大雑把に分野を決める(セキュリティ?最適化?処理系?)
- 研究室・分野が決まってるならテーマの候補まで考え始めてもいい。
4月初旬
- ざっくりテーマを考える
- 配属時点で「テーマ・仮説・手法」が揃ってる変態はまず普通の人間ではない。自身の精神衛生のためにも気にしない。
- 自身の経験に即した問題は、テーマとして好ましい。
- 問題感が共有できるから。
- 動機は何でもいいので興味のある分野を選ぼう。(eg. 気になる単語・面白そうな技術)
- 「技術ファーストで分野を選ぶと詰む」と言われがちだが、学生で研究になるレベルの問題感を持ってる人なんかほとんどいない。気にしないようにしよう。
- テーマの候補は複数用意しておくといい
- 先輩や教授に「どうですか?」と聞きながら進められるので、安心感が増す
- サーベイの途中で「え…もうやることないじゃん…」みたいになるのを多少防げる
4月中旬
- サーベイを始める。
4月下旬〜GW
- サーベイは、GWを目安に進める。
- よほど勤勉でない限り、普通の人間であればGWは遊ぶ。普通の人間であればな。
- 上記事由により、研究スケジュール的にGWは存在しないものと思おう。
- サーベイした結果をスライドにまとめ始める。
- 当該分野の
- 研究背景
- サーベイ結果・考察(所感?)
- 5月以降のスケジュールと進め方の方針
- 当該分野の
IMO: サーベイした内容を発表するつもりで進めると良い。B4から学会駆動開発していこう。だいたい夏〜秋くらいに開催の学会・研究会なら〆切が丁度いいかもしれない。