この記事は、 musa Advent Calendar 2016 - Adventar の4日目の記事です。
ぽきた!魔剤ンゴ!?
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
「おれは 起きたと思っていたら いつのまにか寝ていた」
な… 何を言っているのか わからねーと思うが
おれも 何がおきたのか わからなかった…
頭がどうにかなりそうだった… 催眠術だとか超スピードだとか
そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を 味わったぜ… − ジャン=ピエール・ポルナレフ
なんてことはよくある話です。困ったものですね。
「マーッ!!寝過ごしちゃったァッー!!!」など前述のものに準ずる事態が起こってしまった場合どうすればよいのでしょうか。
今回はそのエマージェンシーに最適な対応策をご紹介します。
1限ダッシュとは、単位回収手法の一種である。
果てしない1限への想いから生まれた火事場の馬鹿力を動力として走る行為であり、俗にヲタクダッシュとも呼ばれる。一般に、繰り返し発動するたびに強度が増すと言われているが、ヲタクの体力水準を考慮したとき、その伸び代については言及するまでもない。 ー エドワード・モリナガー著「新訳 1限ダッシュ入門」
前述のとおり、1限ダッシュは、次第に世の学生に浸透してきている単位回収手法の一種です。
単位を落としてしまいがちな学生にとってまさに夢のような手法なのです。
ここからは、私独自の1限ダッシュ法についてご紹介します。
ポイントは以下の3点です。
- 重心を安定させる
腕を後ろへ引くことを意識する
足を意識して上げる
それぞれ解説していこうと思います。
1. 重心を安定させる
このヲタクダッシュに関してはリュックを使用している前提でお話ししていきます。
そのため、以下に該当する方は今すぐリュックを購入してください。
- リュックを持っていない
- リュックを使っていない
- リュックを落としてしまった
- リュックが買い物に出かけたきり戻ってこない
オススメは、以下のようなザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)とよばれるブランドのリュックです。
さて、学生のリュックには夢と希望教材が沢山詰まっているためかなり重量があるものです。この状態で走るのは骨が折れる…そう思うのも無理ありません。
そんなときは、リュックによって後ろに引っ張られる力を相殺するように若干前かがみになりましょう。
こうすることによって、たとえ後ろ髪引かれる思いがあろうとも前に進むことができます。
強い心を持ちましょう。
2. 腕を後ろへ引くことを意識する
かなり大切です。腕は推進力を生むために重要な役割を果たしています。
腕を後ろに引くことで、その反動により体を前に持っていきます。
このようにして、体はどんどん前に進むのです。
腕がなくたって単位はきます。
腕くらい、後ろに置いていきましょう。
その意気込みです。
3. 足を意識して上げる
これは最重要事項です。
まず、みなさんの運動能力は皆無であるということを理解してください。
1限ダッシュは、自らのポテンシャル以上のことを行います。そのため、体への負担が常人の数百倍となることは自明です。
そこで、1限ダッシュする際に最も意識してほしいことは「足をあげる」ことです。
理由は単純です。
「転んだら痛い」からです。
1限ダッシュは極限状態まで精気を削って行われます。そのため、実行中は足が鉛のように重くなります。
こうなってしまったらほぼ100%コケます。まちがいないです。
転んだ拍子に単位も落としてしまったら話になりません。ネタツイくらいにはできますがそれ以上は何も得られません。あなたが得たいのは「いいね」ですか?
もしそうでないとしたらしっかり足は上げて走りましょう。
1限ランナーの皆さんへ
いかがでしたでしょうか。
以上のことを意識すれば、いかなる状況下でも1限に出ることができます。
また、運動不足が叫ばれている現代人にとって、これほど激しい運動が毎朝できるということほど、喜ばしいことはありません。
あなたも1限ランナーになりませんか?
5日目の担当は、musaprgさんです。